■ おた☆スケたん4号の「ピュアキュア リカバリー 恋の救急セット」レビュー
保健室の養護教諭として女の子たちと触れ合うピュアな恋愛アドベンチャー
「Pure×Cure Re:covery(ピュアキュア リカバリー)」は2005年2月11日にチュアブルソフトから発売されたPC用の18禁恋愛アドベンチャー「Pure×Cure(ピュアキュア)」をプレイステーション2に移植したゲームだ。学園を舞台にしたまさに恋愛アドベンチャーの王道ともいうべきタイトルで、今回の移植にあたって新規シナリオが加筆・修正され、新規CGを多数追加し、PS2用に新規オープニングムービーと劇中挿入曲が追加されている。
さらに特定のヒロインのシナリオをクリアするとプレイできるおまけシナリオも追加され、PC版から大幅にボリュームアップしているぞ!
正直に言って恋愛アドベンチャーでここまで感動したのは初めてだ。ヒロインが心に秘めた傷に心を痛め、けなげに努力する姿に心を打たれ、真剣な言葉に、眼差しに心を揺さぶられる。
このゲームをプレイした人はきっとこう思うことだろう。
そうか、恋愛ってこういう感情のことだったのか…。
主人公の「米倉広海」はかつての学び舎「姫奈学園」に養護教諭として赴任することとなった、いわゆる保健室の先生だ。前任の養護教諭の代理として短期間だけ勤務することになったが、最初は男性ということで奇異の眼で迎えられることもある。
さらに保健室に集まる生徒たちは、まじめな生徒もいれば不登校の学生、サボり魔といった問題児もおり、微妙な年頃ということもあってなかなか一筋縄ではいかない様子。
彼女たちの相談に乗ったり、時には温かく見守りながら、少しずつ信頼関係を築いていくのだ。
ゲームの流れは一話で完結するエピソードがつながっていく形になっており、新しいヒロインが登場したり、事件が発生したりと非常にテンポよく楽しむことができる。ゲームの前半はヒロインたちそれぞれとの日常を描いていく1本のストーリーとなっており、特定のヒロインの攻略ルートは後半から選択できるようになっている。
通常恋愛アドベンチャーゲームをプレイする場合はどのヒロインから攻略していくかなんとなく決めてからプレイする人が多いと思うが、「Pure×Cure Re:covery」では最初にどのヒロインから攻略するかという選択が非常に難しい。前半をプレイしていると、新しいヒロインが出てくるたびにその強い魅力に惹かれてしまうからだ。
「結局はすべてのヒロインを攻略するんだから、順番なんてどうでもいいんじゃない?」と思うかもしれないが、最初に誰を攻略するかでここまで迷ってしまう恋愛アドベンチャーも珍しいと思うぞ!
「Pure×Cure Re:covery」はシナリオが文庫本10冊相当という大ボリュームだ。また、立ち絵のグラフィックも豊富でヒロイン1人につき平均8種類の服装が用意され、表情に至っては平均13種類も用意されている。大ボリュームのシナリオがバリエーション豊富なグラフィックでさらに表現力を増している。
さらに、主人公を除く21人のキャラクターすべてがフルボイスなのはもちろん、立ち絵の存在しないチョイ役まで含めてフルボイス仕様となっている。PC版のキャスティングはほぼそのままで音声をすべて再収録しているという点からも、音声に関するこだわりも相当なものだ。
今まで恋愛アドベンチャーというものをプレイしたことがないという未経験者は、最初の作品として「Pure×Cure Re:covery」を選ぶのをオススメする。学園ものという王道を貫きながら、質の高いシナリオと存在感のあるキャラクターを備えており、恋愛アドベンチャーのエントリー作品としては文句のつけようがないタイトルだ。
もっとも、「Pure×Cure Re:covery」をプレイしてしまったらまず間違いなく恋愛アドベンチャーというものにどっぷりハマってしまうと思うので、そのあたりは留意した上でのプレイをお願いしたい。
PC版をプレイしたという人はもちろん『買い』で間違いないだろう。もっとも、あの時心を揺さぶられたヒロインたちの新しいエピソードやCGを見ることができるというのだから、「Pure×Cure」ファンとしては買わずにはいられないはずだ。
| ピュアキュア リカバリー 恋の救急セット 特典 果林&月乃 3Dラバーピンズ付き | |
|---|---|
| 開発・販売元 | アルケミスト |
| ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
| 機種 | プレイステーション2 |
| 発売日 | 2007年8月23日 |
| 価格 | 9240円 |
| 年齢区分 | B(12才以上対象) 恋愛+セクシャル マーク |
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(C)Chuable soft/Alchemist








































