おた☆スケたん2号の「海洋堂 BOMEコレクション Vol.23 セイバー Fate/stay night」レビュー

BOMEコレクションにセイバーさんが登場!

海洋堂のセイバーと言えば「第二世代リボルテック」の第一弾として発売されヒットした「リボルテックセイバー」を思い浮かべる人も多いかもしれないが、今回ご紹介する「BOMEコレクション Vol.23 セイバー Fate/stay night」もその一つ。造形はこの道20年の大ベテランであり、海洋堂を代表する原型師であるBOME(ボーメ)氏。2006年のワンダーフェスティバル[冬]でガレージキットとして発売されたものをダウンサイジングし、塗装済みPVC製品として全面的に改修したものとのことで、ファンからの評価も高い「BOMEコレクション」として登場だ。いったいどんな出来になっているか? そして大ヒットとなった「リボルテックセイバー」との違いは? そのあたりをじっくりレポしてみよう!

(※実際の製品とは色彩が異なる場合があります)


スマートなシルエットが美しい!

まずは全身像。颯爽とした立ち姿のセイバーさんをご覧いただきたい。可動箇所が多い事が売りの「リボルテックセイバー」に比べ可動箇所がない本製品。そのかわりBOME氏によるこだわりの造形が随所に見られるのだ。硬質な雰囲気が見事に再現された鎧の反射具合、逆にやわらかく見える衣装部分の質感はお見事。金色で縁取られたスカートも高級感があり、英雄としてのオーラがかなり出ているぞ。

▲絶妙なテカリ具合で硬質な雰囲気を再現するシルバーの鎧、そしてスカートに縁取られた金色のコントラスト。抑えめな青になっているスカート部分のやわらかさが見てとれる芸術的な造形

▲後ろ姿
▲ボーナスパーツの「エクスカリバー(太)」、「カリバーン(細)」を持たせた状態。どちらか片方を使うのが普通だが、こういった感じで二刀流にもできる


シュッとした輪郭、使命感溢れる鋭い視線、そしてアホ毛っ!

もっとも気になるのはその表情だ。全体的に丸っこく、どちらかというとかわいい雰囲気が前面に出ていたリボルテック版にくらべ、シュッとした雰囲気の顔の輪郭、そしてより“使命感”を感じさせる、頼りがいのある鋭い視線だ。見た目だけで例えるならば、リボルテック版が「TVバージョン」、こちらは「映画版」といった感じ。けっして大食いなんかしなさそうなオトナでスマートなセイバーさん、美しすぎるっ!

▲少し吊り上がった口の端が頼もしさアップ。アホ毛も健在だ。髪の毛の分け目や輪郭のディテールも細かく、肌の質感もリボルテックよりしっかり肌色している

▲セイバーさん右から
▲セイバーさん視線頂きました
▲セイバーさん左から


セイバーさんの気になる部位にズームイン

続いて、全身像よりも詳細な各部位の写真を心ゆくまでご堪能いただきたい。2006年のワンダーフェスティバルでガレージキットとして登場した原型をダウンサイジングして作り直した本製品だが、その詳細なディテールは健在だ。


▲硬質感あふれる鎧、そして肩口から肘にかけて施されたしわに注目。バストのラインも(鎧のためサイズは未知数だが)絶妙だ

▲ウエスト部分。接合部の汚しがリアル
▲スカートの前かけ部分

▲スカートを左横から
▲右横から
▲後ろから見たスカート

▲剣を握っていない状態のガントレット。絶妙なテカリ、掌と金属部分の繋ぎ(黒い部分)などは見ていて飽きない

▲エクスカリバーやカリバーンを握りしめた状態。両手に刺して二刀流も可能だが、今回レビューしたものは右手の穴がやや小さく感じた

▲鎧の脚部。ちなみにスカートの中は原型の状態になっている
▲カカトを接写。汚しと思われる箇所も発見

▲両足をさらに寄って激写


付属パーツはエクスカリバーとカリバーンの2本!

最後に「海洋堂 BOMEコレクション Vol.23 セイバー Fate/stay night」に付属するパーツ、そしてパッケージをご紹介しよう。ボーナスパーツとして登場する「カリバーン」「エクスカリバー」はどちらの手にはめることも可能で、冒頭でご紹介したとおり「二刀流状態」にもできる。

▲本製品の全内容
▲ボーナスパーツのカリバーン(奥)、エクスカリバー(手前)

▲エクスカリバー
▲カリバーン
▲カリバーンの切っ先

▲パッケージ未開封
▲パッケージ裏側
▲セイバーさんから右手
▲セイバーさんから左手

▲開けたてセイバーさん。本体、付属パーツともに針金で固定されているが、フィギュアを痛めないように針金にはプラキャップが巻かれている


100%観賞用フィギュアとしてリボルテックとの住み分けが可能

BOME氏による卓越した造形技術、そして重厚で硬質感溢れる鎧の造形が美しい「BOMEコレクション第23弾 Fate/stay night セイバー 完成品フィギュア」。2006年冬のワンフェスでガレージキットとして限定販売されたセイバーさんを塗装済みPVCで手に入れられるとあらば食指が動くのはファンとしてみれば必然だろう。

リボルテックセイバーが「動かして楽しむフィギュア」だとすれば、こちらは100%「鑑賞する」フィギュアだ。武器を付け替えする以外のパターンがないのはちょっと寂しい気もするが、海洋堂の第一線で活躍するBOME氏による精密すぎる造形、カラーリング、アイペイントは部屋に飾っておくだけで勝手にオーラを発してくれること間違いなし。機動性を求める人はリボルテック、「動かなくても良いからとにかくリアルなモノを!」という人はBOMEコレクションと、ユーザーの求めるフィギュアのタイプで住み分けが可能なのはうれしい。


製品情報



海洋堂 BOMEコレクション Vol.23 セイバー Fate/stay night
©TYPE-MOON
発売・販売海洋堂
素材PVC/ABS塗装
発売日発売中
原型制作BOME(ボーメ)
サイズ全高220mm (1/スケール)
定価4,275円
でじたみん価格3,580円
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