おた☆スケたん2号の「東京おもちゃショー2007」レポート

ゲーム編:コンシューマ&アーケードゲームだっておもちゃだっ!

社団法人日本玩具協会が主催し、主に新作の玩具を展示する大規模イベント「東京おもちゃショー」。2007年も多くの名だたるメーカーが参加して華々しく開催された。おもちゃショーは子供用の玩具ばかりが展示されるという印象が強いが、実はテレビゲームやアーケードゲーム、ガレージキット、美少女フィギュアだって展示されているのだ。このレポートではまず、大手ブースで見つけた注目のテレビゲームをまとめてみたぞ。ケタ違いの経済効果を生み出した「ポケモン」や「ムシキング」からも分かるように「子供を中心としたブーム」を作ることがゲーム業界を制する、という状況の中、大手メーカーが熱を入れて制作しているゲームソフトやアーケード筐体をぜひチェックしてほしい。


時代は“カード”と「ニンテンドーDS」、キャラモノ

東京ゲームショーとは違いターゲットが幼児から若年層ということもあり、会場に見られたゲームの多くはニンテンドーDS向けとなっていた。そんな中、タカラトミーブースで展示・実演されていた「THE EYE OF JUDGEMENT」(発売:ソニーコンピュータエンタテイメント)は、「Playstation Eye」というカメラ型周辺機器でキャラクターの情報が記録されたカードの位置をリアルタイムで読み込ませて戦うという内容となっており、プラットフォームはPS3。子供主体の雰囲気ただよう会場内でこのゲームは珍しくオトナをターゲットにしているようにも見えた。机上だけで遊ぶカードゲームとは違い、PS3ならではの派手なエフェクトがゲームの進行を盛り上げてくれる。また、面倒な計算が不要なことやオンライン対戦ができるという点も嬉しい。

▲2007年秋に世界同時発売となるPS3用ゲームソフトTHE EYE OF JUDGEMENTの実演を行っていたタカラトミー。PS3専用カメラデバイス「PLAYSTATION Eye」で、カードの位置情報が読み取られゲーム画面に反映される



▲ゲームソフトはソニーコンピュータエンタテイメントが販売。専用カードはタカラトミーが独占販売するぞ(タカラトミーブース)



そのほか、タカラトミーブースでは、4人までのワイヤレス通信対戦が可能なニンテンドーDS用格闘アクションゲーム「家庭教師REBORN! フレイムランブル」や、人気漫画「NARUTO」のキャラクターによる横スクロールアクションの人気シリーズ「最強忍者大結集」の最新作「NARUTO疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!”暁”」を展示していた。どちらも試遊が可能だが、通路の混雑が予想されるので会場についたら早めにプレイしたほうがいいかも。ちなみにタカラトミーやバンダイ、セガ、コナミなどの大きなブースは入り口から出口まで順路が決められているので、全ての展示品をくまなくチェックすることができるぞ。

▲ニンテンドーDS用ソフト「家庭教師REBORN! フレイムランブル」は、人気エピソードを再現した格闘アクションゲームで、イベント当日が発売日となった



▲ニンテンドーDS用ソフト「NARUTO疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!”暁”」 ゲームボーイアドバンスから続く「最強忍者大結集」シリーズの最新作が遊べる! 発売は7月19日だ



コナミブースでは「ニンテンドーDS」「カードゲーム」という売れ筋要素を満たした期待のソフト「獣神伝」や、「ハヤテのごとく!」のオリジナルストーリーが楽しめるDSソフトなどを展示。ブース出口付近ではさらに「Jリーグ ウイニングイレブン2007 クラブチャンピオンシップ(PS2・コナミ)」、PCゲームから長い歴史を持つ、日本ファルコムの看板ソフト「英雄伝説SC 空の軌跡(PS2・ファルコム)」、人気野球ゲームのWiiへの初移植ソフト「実況パワフルプロ野球Wii(Wii・コナミ)」といった期待の発売前タイトルや、同名のブログから生まれた「ガチャピン日記DS(DS・ハドソン)」、そして「どこでもヨガ(DS・コナミ)」「夢美肌―ユメミハダ―(DS・コナミ)」「英検DSトレーニング(DS・ロケットカンパニー)」のような、遊びながら気軽に学べるDSソフトなど、新作・準新作、メーカーの垣根を越えた新作ゲームソフトが展示されており、ほぼ全て試遊可能。玩具がひしめく会場だったが、この一角だけはゲームショーのような雰囲気に包まれていた。

▲こちらはDSソフトの展示数が多かったコナミブース。ニンテンドーDSにカートリッジ型カードリーダーをかざして遊ぶカードゲーム「獣神伝」を入り口に大きく展示していた



▲漫画とは違う全く新しいストーリーが楽しめるDS用アドベンチャーゲーム「ハヤテのごとく!」やさまざまなゲームの試遊台が。ハドソンから発売される「ガチャピン日記」は、ガチャピンの面白エピソードがたっぷり入ったゲーム、とのことで、詳細は不明だ




アーケード筐体に触れたいなら「セガトイズ」と「バンダイ」!

コナミのブースと対照的にアーケードの筐体を多数展示していたのがセガトイズとバンダイのブースだ。夏休みを迎えるこの季節に登場するキッズカードゲームはどれも力が入っているぞ。

▲「マリン☆マリン ~ミナミハコフグと珊瑚礁の仲間達~」や、イベント当日の6月28日に稼働が開始された「昆虫DASH!!」など、低年齢層をターゲットとしたアーケード筐体を展示していたセガトイズブース。ブースの入り口にはニンテンドーDS用ソフトの発売が決定した「恐竜キング」の筐体も! (セガトイズブース)



バンダイでは「たまごっちコンテスト」が大きく展示されていた。「たまごっちコンテスト」は、かつて入手困難になるほどのブームとなった携帯ペット「たまごっち」のアーケードゲーム。たまごっちに登場するキャラクターとコンテスト(ゲーム)をするというもので、通信可能な新型たまごっち、もしくはカードを使用して遊ぶこともできる。

▲会場最大級の敷地となっていたバンダイブース。ブース入り口付近、出口付近には「たまごっちコンテスト」が大きく展示されている



▲映画「えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?」の制作も決定し、人気を不動のものにしている「たまごっち」ワールド。今後の展開も注目していきたい




今後はネットでカードバトルが当たり前に!?

バンダイブースで気になったのが「DuelPod」。身の回りにある「色」もしくは専用の「カラータグ」を読み込ませることで「魔彩獣」を召還し、赤外線通信で友達とバトルができるぞ。USB端子に付属のリーダーを接続すれば、世界中のユーザーとオンラインで戦うことも可能だ。今後はどのようなカードでも読み込めるネット対応カードリーダーが開発されれば、ネット対戦はさらに盛り上がりそう。

▲なかなかクールなデザインの「DuelPod」(中央写真)。色を読み取ることで「魔彩獣」のステータスが決まる。かつてのバーコードバトラーのようなヒットとなるか!?




おもちゃ、フィギュアの詳細レポートは後日公開だ!

このレポートではテレビゲームという視点でおもちゃショーをチェックしてみたが、いかがだっただろうか。ゲームショーのような大作が集まるようなイベントで無いことは確かだが、いかに「子供の興味を引くか」を念頭に置き制作されたゲーム、さらに今までにない斬新なインタフェースのゲームに出会える今年のおもちゃショーは、常に新たな価値観が要求される“ゲーム市場”を占う意味で重要なイベントだと言えるだろう。一般日(6月30日(土曜日)、7月1日(日曜日))はステージイベントも終日開催されているので、ぜひ東京ビックサイトへ行ってみよう!

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